sudadera de jerga

おはようございます

題名がいきなり意味不明なスタートですが

本日は地元の方には1着とは言わず数着はクローゼットに並んでるであろうコチラのお話しを。

そうです。

皆様ご存知、メキシカンパーカーです。

当店では一時期部屋が埋まる程コチラを在庫しており、何度叩き売りした事か…

今当店の周りでは子供から女性、爺さん、婆さんにまで行き届いているのでは無いでしょうか

そんなこのメキシカンパーカーの歴史

意外と深いので本日はそちらのお話しします。

先ず

メキシカンパーカの始まりの歴史は1930年代まで遡ります。

1930年代のアメリカでサーフィンが最大の娯楽でありました。

サーファーはより大きな波を探しアメリカから南下し

メキシコの”バハ・カリフォルニア”にたどり着き

そこでメキシコの地元住民の上着と出会います

それがメキシカンパーカーの元となった

「セラーピブランケット』

現地の名前では

sudadera de jerga」

その服をサーフィン後に気楽に着られる服として

カリフォルニアに持ち帰った事が発祥と言われております。

その後アメリカでは直ぐには浸透はせずも

1940年〜1960年代半ばまでは

(最近ONLINE STOREの方にアップしているこちら)

この様な形になりながら進化していきます。

ちなみに当時は

スポーツウェアとしてのポジションです。

サーフィン後に濡れたままでも気軽に着れる事の流れもあり

運動中にも気軽に着用出来るという謳い文句だったようです。

その後

1960年代後半から1970年代にかけて盛り上がったヒッピー文化に浸透し

1970年代には不良のアイコンと進化したようです。

地元先住民の服→スポーツウェア→不良アイコン

こういった意図せぬ服の流れの歴史は良くある事で

1950年代のマクレガーのアンチフリーズは当時高価なモノでもあり富裕層向けのアウトドアジャケットとして登場しましたが

ジェームスディーンの”理由なき反抗“で着用されていた事で一気に不良のアイコン的ジャケットになってしまったり





今では人気沸騰中のダービージャケットも

(写真右は若き日のクリントイーストウッド)

元々は紳士服屋から生まれ、富裕層の方の乗馬の際だったりのスポーツウェアとして始まりましたが

1980年代くらいからは不良のアイコンへと変わってゆくのです。

この2人は当時富裕層になっていたかもしれませんが、、。

といったように

話を戻すとメキシカンパーカーもまた

1960年後半から70年代のヒッピー、反社会的な”カウンターカルチャー”のアイコンとなり

現在では”当たり前”にストリートの服の一つとして成り立っております。

「そんな歴史なんて興味ない」

「感覚で選んでるだけなんで」

と言われてしまえば何も言えませんが

個人的に思う事は

これは服だけに問わず

乗り物の部品にしても

音楽にしても

歴史や背景等色々あると思うので

そんな歴史や背景を知りつつ

部品を付けたり

服を着用したり

音楽を聞いたり

する事は今までよりもまた少し日常が楽しくなるのではと

そう思ってます。

今日は長々と眠たくなるような話しになりましたが

最後までお付き合い有難う御座いました。

また何か思いついたら書きます


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