Drizzler

皆様おはようございます

本日も引き続きvintageのお話致します。

本日は老舗ブランドMcGREGORの「Drizzler」について書きます。

先ずは簡単にMcGREGORの歴史から

McGREGORは、1921年にイギリス出身の「デビッド・ドニガー」によってアメリカで設立

(2021年で100周年だったようです)

設立当初はイギリスから輸入した”ゴルフウエア”を販売しており

その後、徐々にオリジナルの製品を作り始め

オリジナルのデザインが富裕層にめちゃくちゃウケたようで

当時はNEW YORKの5番街のショーウインドウを飾る程の高級ブランドへなっていきます。

そして本日ご紹介の

「Drizzler」を1945年に誕生させます。

Drizzler(ドリズラー)は当時には画期的な「撥水生地」が使われておりアメリカ国内で大ヒットし

1955年には、映画「理由なき反抗」で主演を努めるジェームス・ディーンが赤いのジャケットを着用。

彼のトレードマークとなったこの赤いジャケットはドリズラーと思われてますが

(正確にはMcGREGORの「ナイロンアンチフリーズ」という裏地にボアが付いたタイプのジャケットです)

しかしドリズラーと誤認されて広まってしまい

結果的にドリズラーはブランドを代表する一着となりましたが、

ブランドの趣向とは違い不良のアイコンとして

当時のティーンエイジャーから爆発的な人気となりました。

こうして現代でも業界でドリズラーは”永遠の大定番”と称され

長い歴史の中で消えることなく愛され続けております。

(最近でも作られてます)

とまぁこんな感じです。

ハイ。

そんなドリズラージャケット

実は只今店頭に当時のオリジナル

そして希少なカラーが沢山並んでおります。

先ずは代表的なRED

そして大変希少なBLACK

(1940~1950年代は派手な色が人気で黒はあまり存在しません)

探すとなかなか見つからないチェックパターン

コチラはDrizzlerではなく先程説明した「Nylon Anti Fleeze」

ここら辺が一同に並ぶ事は当店的にも今後なかなか無いかと思いますので

ご興味ある方は是非手に取って見て下さいませ。

と本日も宣伝で御座いました。

本日もご来店お待ちしております